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民主党の首相降ろしの真の理由は廃炉阻止?
 民主党が、なぜ自らの領袖である管総理をそこまでこき下ろし辞任させたがっているのか、不思議でならない。
わたしは管総理を擁護するつもりはないし、支持もしていない。総理だけでなく民主党自体に危機感を覚えている。
民主党は震災復興の対応にまぎれて、コンピューター監視法とも成りそうな法案を通した。ネット上の言論を規制しようというのだろうか。まるで中国のようではないか。
このようなやり方にて民主党に有利な法案を通過させる可能性が懸念される。法で固められてしまえば、例えばナチスドイツのような独裁にもなりかねないからだ。
 管首相は世界に日本の原子力エネルギーから自然エネルギーへの転換を公約した。また浜岡原発を停止させ、国内のエネルギーえお原発から自然エネルギーに転換してゆく方針を示した。パフォーマンスかも知れないが、自民党ではあり得ない独自の政策を示した点は評価する。
これが、管降ろしの理由ではないか。
民主党は、野党時代から手のひらを返して、原子力エネルギー推進の方針を示した。CO2排出量削減を理由に。
そして6月18日、海江田万里経済産業相は、現在停止中の原発の再稼働の方針を示した。地方自治体を訪問し「お願いする」と言っているが、頭を下げるふりしてその実自治体の首長を恫喝するのだろう。新潟知事などひとたまりもないのではないか。
このように、内閣内で原発への対応がチグハグなのだ。どういうことか。海外に信用されなくなるのでは。自民党との連立もくろみのためか、民主党は原発推進に向かっている。
だから管首相が目障りなのではないか。
【2011/06/19 11:11】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0)
飯舘村の子牛
 福島第一原子力発電所より30km圏外にありながら、放射線量が高く計画的避難区域になった飯舘村の住民の方々の避難が15日より始まった。農業と畜産をなりわいとする、山あいのうつくしい村であったそうな。突然に避難区域に指定された。農業も畜産も土地を離れては成り立たない。大切に育ててきた牛たちをどうするか。住民の方たちの苦しみは計り知れない。
すでに20km圏内では家畜の殺処分が決定している(すでにされている?)。「安楽死」させるのだそうだ。殺すのになにが「安楽」だ。
20km圏内を、生きのびた牛たちが群れて走っている写真を見た。生きているのに。
なぜ殺す必要があるのか。
どちらも、原発事故さえなければ、今まで通り牧場で草を食み、生きてゆけたはずの命たちだ。
昨夜NHKのニュースにて、家族と離れ牛の世話をするために残っている方のことを知った。出産をひかえた牛二頭がおり、目が離せないという。いつ立ち入り禁止区域になるかも知れないとも。生まれてきた子牛たちはどうなるのだろう。残されて死んでゆくのだろうか。

ある晴れた昼下がり 市場へつづく道 
荷馬車がごとごと 子牛をのせてゆく
可愛い子牛 売られてゆくよ かなしそうな瞳でみているよ
ドナドナドナ ドナ 子牛をのせて
ドナドナドナ ドナ 荷馬車がゆれる

青い空そよぐ風 ツバメが飛び交う
荷馬車がごとごと 子牛をのせてゆく
もしも翼があったならば 楽しい牧場に帰れるものを
ドナドナドナ ドナ 子牛をのせて
ドナドナドナ ドナ 荷馬車がゆれる

子牛のことを考えていたら、口をついて出た。
飯舘村の牛たちには、もう帰るべき楽しい牧場もない。
福島県はすぐ隣りの県だ。われわれの地で牛たちを預かることはできないのだろうか。
農家の出の母は、口で言うほどものごとはそう簡単には行かないよと言う。牛や馬を育てるのは大変なのだと。農家は自分たちの牛を世話するだけでも手がいっぱいなのだと。(この前までは20km圏内の家畜の殺処分のことを「人間のすることか」と怒っていたくせに。)
それでも、なんとかならないものか。もう遅いのだろうか。
生まれてくる子牛たちが、近くの牧場を走っている姿を思い浮かべてみる。
【2011/05/17 21:40】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0)
ねらわれる刈羽原発 住民への安全等の思いやりは?
 刈羽原発にて全7基を対象に電源の喪失を前提にした津波対策訓練が施行された。マスコミがしきりに宣伝している。
中越沖地震後、種々の隠蔽や不備が発覚して全基停止していたはずが、いつの間にか4基が現在稼働している。
東電も政府も、7基フル稼働させたいのが本音だろう。
その証拠に、東電の清水社長は4月17日、この度の福島第一原発事故がレベル7であったことを遅ればせながら公表したその直後に、刈羽原発3号機を再稼働したいと述べた。地元は仰天した。

またしても、国と東電とマスコミの、国民を取り込む広報活動、パフォーマンスが始まったようだ。

刈羽原発はすでに被災している。
建設時に想定されていた加速度の2倍以上の加速度が加わったのだ。原子炉の格納容器を設計した東芝の技術者が、壊れてもおかしくなかった、たまたま大きな損害がなかっただけだと述べている。
また、瞬間的強い力が加わったことによる圧力容器等の金属の目に見えない変形劣化が懸念される。耐震性は当然落ちているだろう。
次に大きな揺れにさらされた時に、被災した原子炉は、果たして耐えられるのか。
あるいは、先の中越沖地震による劣化により、使用していくうちに、天災以外の事故の起きる可能性はどうか。
そうでなくても既に30年近く使用されてきている原発なのだ。

地震の専門家方は、地震の規模を個々の震源域ごと、断層ごとに算出して予想されているようだ。
今回の東日本大震災も、最初は震源が何箇所もあった。最終的には巨大なプレートが動いた海洋型地震であり、マグニチュード9規模の超巨大地震であったと後付けで発表された。三陸沖中部、宮城県沖、三陸沖南部海溝より、福島県沖、茨城県沖、三陸沖から房総沖の海溝寄りの六つのもの領域が同時に震源となった。

なぜ、それぞれの震源域が別々に動くものと考えるのだろう?
そして、同様に、なぜ、何本もある活断層がそれぞれ別だと考えるのだろう?

だから予想がいつも過小評価傾向に陥っているのではないか。
予想以上の地震があってから、「いくつかの震源域が(あるいは断層が)連動してこのような想定以上の規模になった。」と言う。
それらの震源域が、あるいは断層が繋がっているとなぜ考えないのだろう。地下にあるものの全体が見えないのはしかたがないが把握している断層は氷山の一角で、周囲の断層は一体である可能性をなぜ想定しないのだろう。
そうすれば、おのずと起こりうる地震の規模は、より大きく想定することになる。
中越沖地震の震源とされていた海底FーB断層は、より陸地よりの長い断層の枝に過ぎないという説もある。中越沖地震は、巨大な断層のごく一部が動いただけであり、本体が動けば、さらに大きな地震が起きる可能性があると言える。
原発再稼働を推進したい側には、想定外(したくない)であろう。

 科学の進歩、技術の進歩はすばらしい。
しかし、それらは何のためか。人間のためではないのか。
人々が幸せになれるのではなければ、意味がないのではないか。
事故発生の予防も対策も、結局は立地となる地域住民へのへの思いやりがあるかどうか次第だ。
科学者たちには、知識と野心だけでなく、人類愛や思いやりのこころを培っていただきたい。

福島第一原発事故後、テレビ画面に登場しコメントされた経産省保安員や内閣府原子力安全委員会や東電関係学者らの面々には、被災した住民への同情はまったくと言ってほど感じられなかった。

ー参考ー
『原発と地震 柏崎刈羽「震度7」の警告』 新潟日報社特別取材班 講談社
「福島第一原発 本当の話をしよう 最期は人の手で止めるほかない」 週刊現代 2011. 5.7/14 講談社
「脅威のM9, 悪夢のツナミ 福島原発 超巨大地震」 ニュートン 6, 2011
【2011/04/29 10:43】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0)
原発は麻薬のように
 震災後一ヶ月半になるが、福島第一原発の事故の収束はまったく目処がたたない。
事故後の処理が進まず住民の避難生活が長引くにつれて、状況は悲劇に加えて陰残さを増して来た。
政府は置き去りにされて弱った牛や豚など家畜を飼い主の許可(といっても有無を言わさずであろう)にて殺処分にすると発表した。生きているものは畜舎に閉じ込めると。
飼い主を待ち続けて、餌ももらえず、餓死したり弱って死にかけている家畜たちを。
 
 農家出身の母は、「今まで放っておいて、今頃になって殺すだなんて、人間のすることじゃない。家族のように育ててきたのだろうに。」「国はいきあたりばったりで、無計画、無責任、やり方がひどい。生き物をひとを何だとおもっているんだろう。」と怒っていた。農家の人々の辛さを思うと、胸がいたくなった。
浪江町の風景、テレビのDASH村で見た。長閑で昔ながらの田舎の風景だった。牛や馬や鶏や豚とひととが仲良く共生していた。それがもう無いのだ。
家畜たちが何も知らずに死んでゆく。まるで戦争中の動物園のようだ。
原発事故の現実。あまりにも無惨だ。
 
 それでも、原発の立地する地域のひとびとは原発を望むのだろうか。
たとえば刈羽原発。東電からの核燃料税三十億円と年間百十億円の経済効果。これを棄てるのは耐え難いだろう。
安全神話はまやかしであったことを、事故後の酷さを、ここまではっきり見せつけられても、棄てられないのだろう。
確実に蝕まれるとわかっていても。事故がおきれば今の繁栄も家も土地も家族も故郷も何もかも失うとしても。
やめられない。まるで麻薬のようだ。
そして、過疎と財政破綻の地方の町村にそれを与え、手放せなくして利益を貪る国、電力会社はさしずめ売人。
なんと黒い。
破滅と背中合わせの繁栄を。
原発は麻薬のように人を蝕む。

 もうそれを手放せはしない原発は麻薬のやうに地方を蝕む
【2011/04/25 23:07】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0)
福島第一原発事故収束への工程表を発表した東電会長
 4月17日、東電の福島第一原発事故収束への工程表を発表したひと、テレビ画面に見た瞬間、見覚えのあるひとと思った。
そうだ、紛れも無く、刈羽原発事故時の東電社長であった。勝俣恒久氏。
現在は東電会長になっておられるようだ。事故後も幹部として留まっておられたようだ。ゆっくり堂々と工程表を読み上げておられた。悪びれず威厳をもって。
 新潟県民には因縁のふかいお方だ。
とくに、活断層の公表時の寄付金騒動は記憶に鮮やかだ。

 東電は、中越沖地震前の2003年に海底断層調査で、活断層の疑い濃厚な断層を複数把握したことを伏せていた。報告を受けた国も自治体に知らせなかった。
そして、2007年7月16日10時13分、震度7の中越沖地震が起きた。
原発の敷地は激しい地割れが走り、原子炉建屋は激しく揺さぶられ、原発は3000箇所にのぼる損傷を被った。
原子炉が自動停止し、冷却がきちんと完了できたのが幸いだった。運が良かっただけだ。
実際、事務本館の天井が落ち、災害時の本館「緊急対策室」の扉がゆがみ入室不可能になっていた。そのために自治体への通報がすぐにできなかった。
いくらトップクラスの技術力による装置であっても、故障してしまえば何にもならない。自動装置が故障して手動になれば、そこに人間が入られなければ、作動できない。
しかし、放射能濃度が高ければ、人間は寄り付けないのだ。修理も不可能だ。かんじんのことが欠落している。

 中越沖地震では、刈羽原発原子炉建屋は最大680ガルの加速度を記録し、建設時の想定の2.5倍の揺れであった。
海域にある活断層が震源だった。(現在はこの活断層は、原発により近くてより長い活断層の一部(枝分かれ)に過ぎないのではないかと言われている。)
刈羽原発の建設許可申請当時より、敷地の地盤には問題があると言われていた。
陸にもマグニチュード8規模の地震を起こす恐れのある気比ノ宮断層と他の断層群(一体である可能性)があることが、活断層研究トップ学者より指摘されていた。
東電も国も、専門家からの数々の指摘を黙殺して来たようだ。
原発を建てなければならない。まず場所ありきだったのだろうか。第一号機設置取り消し訴訟が40年にもわたって争われている。
「これほど大きく揺れた場所になぜ原発が建てられたのか?」

 中越沖地震後、2007年12月5日、東電は刈羽原発沖合にある活断層の存在を公表した。その活断層公表の4時間前に、例の勝俣恒久社長(当時)が、電話で泉田裕彦知事に三十億円の寄付を申し出た。活断層の件にはいっさい触れずに。三十億円はもともと原発が稼働していれば県に入っていたはずの核燃料税に相当する額だ。
地震前に把握していた活断層の隠蔽と、地震後の公表直前の寄付は、当時地方紙のトップを飾った。どうもタイミングがおかしいと。
 
 札ビラにてほほを撫でつつ黙らすか隠蔽せし活断層を公表するに

 新潟県も福島県も、東電の原発の集積地である。ともに首都圏に電力を供給している。原発に依存しつつその恐怖におびえて暮らして来たことも共通だ。このたびの取り返しのつかない大事故を契機に、このふたつの県の原発反対派が結束し、原発反対運動のうねりが拡大していくことは、東電も政府も最も恐れていることなのではないだろうか。東電も国も、原発への自分達の過去を反省し、体質を改善するつもりはないようだ。
そのため、マスコミを駆使して両県に対立感情を芽生えさせ分断しようとしているのではないか。
歴史を見れば、昔から権力者が使っていた作戦だ。
権力維持のためには民衆の力を分断すること。
そのために民衆を結束させないこと。

われわれも冷静に賢くならなければ。

参考
『原発と地震 刈羽原発「震度7」の警告』 新潟日報社特別取材班 講談社
 解説委員室ブログ:NHKブログ 時論公論『原発耐震安全性の課題』
 You Tube Japan News Network報道特集 柏崎原発不可解な活断層1
【2011/04/24 23:02】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0)
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